音楽を聴くときに必要なもの

日記じゃない記事は久しぶりですね。そんなに長くは書かないつもりですが、まとまりもないですし極端な思想なので読まずにブラウザバックしてもらっていいと思います。

 

明日の某に向けて作業をしてたんですが、画面の見すぎで目が疲れたのでホットアイマスクを着けて休憩するかと。最初はデスク用の椅子に座ってたんですが、なんか脱力しきれなくてmarshall君とAKを掴んでベッドにIN。気分が落ち着くようにと思ってkeenoさんの『before light』を聴き始めたんですが、一曲目のmorning hazeのイントロの時点で最近聞いてきたどんな曲よりもいろんな音がよく聞こえる。

 

before light

before light

  • アーティスト:keeno
  • 発売日: 2015/09/16
  • メディア: CD
 

 

keenoさん特有のちょっと歪んだアルペジオとバッキングギターが左右で鳴っていて、ベースが中央に広くいて、ドラムがいて、ピアノがいて、ちょっとざらつくミクdarkの声があって、遠くの方でストリングスが鳴ってる。ただそれだけなんですけど、それだけを構成するためにkeenoさんは全部の音をDAWに載せてるわけですよね。作曲家の人が、何の意味もなく音を置くはずもないってわかってたつもりだったんですけど、聴覚以外全部を落としてようやく気付けるリバーブ感とかトレモロとか、そういったものがあまりに多くて衝撃でした。

イヤホンとかヘッドホンとかスピーカーとかケーブルとかDAPとか拡張子とか、いろんなものをとっかえひっかえして少しでも好きなアーティストの意図した音、良い音を探してきたはずだったのに、その結果がこれとは。

結局良い音で音楽を聴くために必要な要素、これまでは圧倒的に機材が大要素だと思ってたんですが、自分の意識を音楽だけに向けることも、それと同じかそれ以上に大きな要素なんだな、と思いました。

もちろんこれまでも、同じ環境であっても、YouTubeで先行公開されてる動画で曲を聞くときと、CDが届いた時に歌詞カードだけ見ながら曲を聴くときで音の違いはだいぶ感じてたんですが、これがやっぱり自分の意識の仕方よるもので、聞こえる音にめちゃくちゃ影響を与えるものであると認識できたのはとても幸いなことだったなと思います。

 

 

くどくなりそうだから短い記事にしようと思ってたのに1,000字を越えてしまった。

めんどくさいので主張を一文で書くと、

スマホの画面見ながら、日常生活送りながら耳に向かって垂れ流してるだけで音楽聴いた気になってんじゃねえぞ

ってことです。

 

自分への戒めを忘れず、これまでに聴いたつもりになってたいろんな曲を聴き直そうと思います。

日記はまた別記事で。